El Salvador

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行ってきましたエルサルバドル!!

約3年ぶりに友達に会ってきました。

再会した瞬間から、最後にバイバイしたのがまるで昨日のことのように何のためらいもなくはしゃいだ!

 

って、みんなエルサルバドルって知ってる?

たぶん知らない人のほうが多いんじゃないかな?

俺も知らなかったもん。友達(名前はManuel)がいなかったら国の名前さえ知らずにいただろう。

 

場所は中米で、そのなかでも一番小さい国らしい。くわしい情報はこちら

⇒国旗

 

1992年まで12年間も内戦が続いたらしい。

つまり日本がバブルで浮かれてる頃、エルサルバドルでは血の雨だったってことだよね・・・

2001年には大地震でめちゃくちゃになったそうだ。たしかに街中には地震で廃墟になった建物があった。

 

さて、では俺のエルサルバドル滞在記の始まりで〜す!!

 

1日目  2日目  3日目  4日目  5日目  6日目  7日目  8日目  雑感

 




お土産です・・・


 

まるで屋台のようなところ





我が友Manuel

            12月25日(2004) 〜1日目〜

 

成田からヒューストン経由でサンサルバドル(エルサルバドルの首都)へ。

成田〜ヒューストンが約11時間、ヒューストン〜サンサルバドルが約3時間。

成田出発の同日19:30頃に目的地到着。

もともと俺は時差ボケがないから体調も良好。(時差ボケがひどい人って大変だよね)

サンサルバドルの空港の感想

「意外と普通ジャン」
  あまり情報がないからやっぱり先入観で、貧しい・危険・衛生が悪い、などと思ってしまう。
  来る前にみんなから「気をつけろよ、死んでも化けて出るなよ」とおどかされた。

到着ロビーで、感動の再会!な〜んて言っても最初っから「PUTO!」とか言って悪口の言い合いでスタートした。

やっぱり悪口を気軽に言い合えるって良いね。

あ、PUTOってスペイン語でmotherfuckerって類の意味。

その後、車で市街に向かって走るが、やっぱり運転が荒い。クラクションもそこらじゅうで鳴りまくってるし。

いろいろな国に行ったけど、日本が一番安全運転なんじゃないかな? 絶対そうだ、さすがマナーが行き届いてるぜ!

郊外の道だから街灯も全然無いし、ちょっと怖かった・・・

荷物をManuelの家に置いてから、彼の友達Oscarと共に3人で夕食へ。

さっそくエルサルバドルの庶民料理に挑戦!

ププサっていってコーンからつくったやつで見た目はトルティーヤみたい。

トルティーヤと似てるけど、ププサは中にチーズや豆、肉が入ってる。なかなか美味しい。

食堂の各テーブルにはでかいビンにキャベツの漬物のようなものがあったが、「これは汚いから危険」と言われたので食べるのやめた。


その後、さらに2人の友人と合流して5人でバーに飲みに行って、その日は終わり。

エルサルバドル産のビールをいくつか挑戦したけど、なかなかイケル!!

おすすめはBAHIAってやつ。


バーには、必ず一人はセキュリティーがいる。

それも、でかい銃(当然ホンモノ!)を持って。

どこの家の窓にも鉄格子がはられ、玄関は鉄の扉になっている。

やっぱり治安が悪いんだな・・・

後で知ったことだが住宅街の各ストリートに必ず一人セキュリティーがいるそうだ、それも24時間体制で。 

 

 

 

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スーパー



 ↑
cocktil of shrimp





みんなよく食べました





アイスクリーム売りのおっちゃん





ダウンタウンの様子





肉がでけぇ・・・

            12月26日(2004) 〜2日目〜

 

10時頃起きて、Manuelの姉妹2人とその友達の5人で朝食兼昼食にでかけた。

家を出た瞬間!!  アッチ〜〜!!!

さすが常夏の国だぁ、日が強い!

さっそくサンダル買いに半袖短パンで近くのスーパーへ。

オレ、基本的にTシャツやサンダル(暑い時ね)は現地調達主義!

行く時の荷物も少なくてすむし、Tシャツとかって良い思い出になるじゃん!!(さすがにサンダルは置いてくるけどね)

で、行ったところは普通になんでも揃っているスーパーだった。

やっぱり貧しいってのはただの噂か・・・?


最安のサンダル、そしてキャップにサングラスで準備万端!!

さあ、くり出そうぜ!!

 

小さなレストランに入り、注文はお任せでコーラを飲みながら料理を待った。

そして出てきた料理を見てビックリしちまった!

でっかいワイングラスのようなものにエビが山盛り、その名もcocktail of shrimp!!
(ホントはスペイン語名なんだけど、忘れちゃった・・・)

こいつがうまい!!

俺が食べたのはマヨネーズ&ケチャップ味だったけど、ほかにもチリで味付けしたりってのもあった。

もともと日本人もエビ大好きだから、これを日本でつくったら売れるんじゃないか??

お、やってみよっかな・・・  真似しちゃダメだぞ!!オレが先に目付けたんだから!

 

で、これはかなりの量があって、オレはエビちゃん5匹くらい残しちゃった・・・

5匹くらい食ってしまえって思うかもしれないけど、ギリギリ頑張ったけどダメだったんよ、ふぅ。

 

でもさ、毎日こんなのを昼に食べてたら、そりゃ太るよ。みんな野菜は嫌いでほとんど食べないって言ってたし。

むこうの中流以上のおじさんはみんな小太りちゃんだし、女の子もなかなかいい肉付きしてるのが分かる気がするよ。

 

その後、道端でアイスクリーム買って食べた。

暑い中、おじちゃんが重そうなカゴを一生懸命押してた。

アイスクリーム売りのおっちゃんは必ずベルをチリンチリン鳴らしながら来るからすぐ分かるんだって。

やっぱり暑い国だからか、とても甘くて美味しかった〜。

 

いよいよダウンタウンへ!!

ここで女の子3人は、「ダウンタウンへは行かない」って言って、駐車場代りに使った教会に残ることに・・・

んん? お祈りでもするのか・・・??

Manuelも「サングラスや腕時計、財布は置いていったほうがいい。お金は裸でポケットにでも入れときな」だって。

やばい。。。  なんか、かなり危険な匂いがする・・・

しかし、ここで怖気付いてはイカン!! 拉致監禁覚悟でいざ出発!!

 

少し歩いてみたが、たしかに人で溢れかえってるし道端は汚いし酔っ払いが道端で寝てて車に轢かれそうだしで、あまりいい感じではないがセキュリティーやおまわりさんはたくさんいる。

そんなに怖がるほどでもないんじゃない?って聞くと、あいつらなんて何の役にも立たない、だって。

みんなでかい銃を持ってるのに・・・?

オレが知り合った若者はみんな、夜はもちろん昼間でさえダウンタウンには近づかないらしい。

それだけ治安が悪いらしい。

しかし、それでもダウンタウンを写真に収めた。Manuelはまわりをキョロキョロしてたけど。ごめんな、心配かけて。

 

夜は、エルサルバドル産のビールと肉を買い込んで家の庭でバーべキュー。

やはり野菜は無い・・・

肉とビールと爆笑トークで2日目の夜は更けていった。

 

 

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アニメオタクのくせにプレイボーイ!



 ↑
お尻にデカデカと





愛車でビーチに来たぜ!





天気も良く、最高!!





夕日を眺めながら・・・



            12月27日(2004) 〜3日目〜

 

今日はビーチだ!!

キューバやタイに行ったときも冬に泳いだけど、エルサルバドルでも当然泳いだるぜぇ!!

ってことで、またもやビール買込んで、新しい友達のMiguelとその女友達と合流してビーチへレッツゴーじゃぁぁ〜!!

しかもこのMiguelって男、だいの日本アニメ好きらしい。俺も知らないようなアニメまで知ってやがる!!

日本語知らないくせに、エヴァンゲリオンの主題歌を歌えるんだぜ! アホだよ、アホ!!

ついでに言っとくと、海外ではポケモンについでドラゴンボールが大人気!!

 

行く途中でボーっと景色を見てて思ったんだけど、走ってる車は日本車が多い!!

6割以上が日本車なんじゃないかな??

割合でいうと日産が多い。次いで三菱・ダイハツ・トヨタ。ホンダ、いすゞ、スズキも走ってる。

単車でいうと、すべてが日本車だった。ヤマハとかスズキとか。

地球の反対側のこんな小さな国でも日本車がたくさん!!

他に電化製品でSonyやPanasonic、ゲームでニンテンドーやセガが大半を占めてた。

やっぱり日本の技術力ってすげぇなぁ〜!!

 

ビーチに着いた!!

ちょっと風が強いけど、青い空・白い砂・そして太陽! 

サイコ〜〜〜!!!

さっそくビール2瓶ほど空けてやったぜ!!

昼飯にチキンの香草焼きみたいなのと、例の Cocktail of Shrimp をいただき!!

その後ハマカ(ハンモックのことね)で揺られながらひと休み・・・  まさに南国パラダイスですな・・・

その後、海に飛び込んでやったぜ!!

そして、夕日を眺めながら砂浜を散歩・・・   青春・・・?

 

夜は市街に戻って夕飯。ププサ、アゲイン(今回はチーズ)!!

「汚いからやめとけ」って言われてた、キャベツの漬物みたいなのにも挑戦。 意外とイケルじゃん。

 

その後、車で夜のダウンタウンへ。

「夜は車ならいいけど、絶対歩いちゃいけない。100m歩いたら強盗にたかられて素っ裸になってるぞ」

と脅されました。曰く、世界一危険な場所だそうだ。

売春婦がたむろってました。ゲイもいました(マジで女装してた。なぜか金持ちが来るらしい・・・)。

ワクワクしながら外見てたら、なんと!! いきなり車が止まっちゃった!!

オンボロ車だから、ガソリンメーターが壊れててガス欠になったのに気づかなかったんだって・・・

ほんの400m先のスタンドに行くのにもタクシー呼んでた。 それほど危険なんだ・・・

その後、必死で押し掛けして(オンボロ車だから・・・)なんとか危険地帯脱出!!

オレはちょっとドキドキしてたくらいだけど、Manuelは本気で焦ってた。

 

 

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キリグアの石碑





フローレスのお土産屋、民芸品がいっぱい。





圧巻!!





W号神殿からの眺め!





最高だね!
            12月28〜29日(2004) 〜4・5日目〜

 

12月28・29日の二日間で、国境越えてグアテマラに入りマヤ遺跡を見に行った。

テレビや本では見たことあるが、いざホンモノを見るとなるとやっぱりドキドキだぁ!!

 

と、ここで問題発生。

旅行会社で車と運転手を手配してもらったんだが、それが前日になって値上げを要求してきやがった。

初めは三日間で一人100US$だったんだが、ガソリン代が高い(たしかに高かった・・・)だの運転手が足りないだのとごねやがる。

一回は契約してサインしてお金も支払済みなのにだぜ!! 日本人の感覚では信じらんねぇ!!

Manuelも激怒してさんざん文句言ったんだけど、結局二日間で一人150US$で話がついた。

これが当たり前なのか・・・?(Manuelは違うって言ってたけど) 

信用を第一にする日本の商売の仕方はとても素晴らしい!!とまじで思った。

 

と、トラブルはあったがなんとかマヤ遺跡へ向かって出発じゃぁ!!

当日朝4:30発。車の中に枕を持ち込んで爆睡。 

気がついたらエルサルバドルとグアテマラの国境。ちょっと立派な掘っ立て小屋があるだけ。

パスポートを見せて、さっさと通過。たいした荷物検査もなし。両替はそのへんにたむろってるおばちゃんで。

グアテマラ通貨はケツァール。標高が高いせいかグアテマラは涼しい。

 

まずはキリグア遺跡へ。

ここにはいろいろな文字や模様などが彫られた石碑がたくさんある。

密林の中に小さな草原がありそこに石碑や石の建造物、獣形祭壇がある。とても静かなところで神秘的な雰囲気が最高。

こういう雰囲気大好きなんだ、オレ・・・ ここに住み着いてもいいぜ。。。

そして、その後小さな城(名前忘れた・・・)を見て、宿泊地フローレスへ。

ここはペテン・イツァ湖に浮かぶ小さな島で、30分あれば一周できてしまいそう。

その夜はフローレスのバーでメキシコ産のビールを3種類ほど(コロナじゃないよ)。ちょっと辛い。

 

二日目、いよいよマヤ遺跡最大規模のティカル遺跡へ!!

入場に50ケツァール。 え、金とるの? え、当たり前?

とにかく広い!! 山にヒッチハイクに来た気分だね。

で、主役の神殿郡はどうかというと・・・   すげぇ!!

巨大な石の建造物には圧倒される! 当時のマヤの繁栄はどれほどのものだったか!!

そして今は、それらの神殿郡が熱帯植物に埋没している。悠久の時の流れまで感じてしまう・・・

圧巻なのは、W号神殿と呼ばれる最も高い神殿の頂上からの眺め! 

緑の海の上にさらに高くそびえる神殿郡。 これはもう言葉では表現できん・・・

そして感動しっぱなしで帰途へ。

途中でグアテマラのファーストフードでハンバーガー買ったんだけど、30分待たされた。 のんびりし過ぎだよ・・・

やっぱり帰りも爆睡。

 

 

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ココナッツ売りのおばちゃん





最高です





こいつが問題のポーク・・・
            12月30日(2004) 〜6日目〜

 

今日はビーチ・アゲイン!!

前は風が強かったが、今回は風も無く天気もよく最高のビーチ日和だぜ!!

またもやビールを買込んで出発じゃぁ!!!

行く途中で道端のココナッツ屋で、おばちゃんのすばらしいナタ捌きを見学。

ココナッツジュースとココナッツミートで朝食。 う〜ん、今一つ好きになれないココナッツ・・・

 

いやぁ〜、やっぱビーチは最高だね!! 

海辺のレストランで、ロブスターと魚のスープにがっつきながらビールを流し込む!

その後、30分5US$でボートをレンタルしてマングローブの森を見学。

そして当然、海に飛び込んで波と戯れてやったぜ!!

砂で女の子つくったり(やっぱ男はどこでも同じだ・・・)、夕日に向かって青春したりして(?)ビーチとさらば。

 

夜は、さらに2人の友達と合流してサンサルバドル唯一のストリップバー「Lips」へ。

オレは行きたくなかったんだよ、マジで。 でもさ、行こう行こうってうるさいからしょうがなくね・・・

どんな感じだったかは、内緒♪ だって、女性読者に悪いもん♪ 

店出た後に夜食で屋台でポーク(豚肉)のタコス。 こいつがイケナカッタ・・・

みんなから、ポークはやめとけ、って言われてたんだよね。でもさ、気にせず食べちゃったんだ。

 

 

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すごく眺めがいい! 





花火のゴミ・・・





オレも家族の一員だぜ!





Good Friends

            12月31日(2004) 〜7日目〜

 

うおっ!!

すごい便意で目が覚めた。 ダッシュでトイレにこもった。 カンペキな液体だった。

こりゃぁ、間違いなく昨夜食べたポークだな・・・

ちょびっと後悔。 でも中南米でお腹こわすのはお約束だからね。

ラッキーなことに腹痛や吐き気などはまったくなかった。ただひたすらゆるいだけ(それが辛いんだけどね・・・)。

しょうがないから、ダウンタウンでお土産買いがてら薬局で下痢止め購入(it's strongest!!って言われた)。

さすがにすぐには効かなかったから、ちょこちょこトイレ。 毎回20centsくらい払って汚いとこで。

このトイレについて、すっげぇ面白くてこれから行く人にはためになる話があるんだけどさすがにここではできないから別の機会にね。

 

その後、友達やら兄弟やらと連れ立って悪魔の門といわれている景勝地へ。

ここはでっかい岩の頂上からサンサルバドルが一望できる。ここは内戦時代、死体を投げ捨てた場所らしい・・・

今は、ゴミがたくさん投げ捨てられてるけど。汚いなぁって言ったら、そうだ、みんなゴミを捨てていくんだファっク!

って言いながら、車の窓からペットボトル投げ捨ててた。

おいおい!! なんちゅ〜やつらだ、これがラテンってか??

 

今日が2004年最後とは信じられない。。。

でも、日本ではとっくに年明けしてるんだよな、と思ったらなんか不思議な感じがした(日本との時差は15時間)。

ここでは、大晦日は年明けまでは家で家族と過ごすのが一般的らしい。

オレもManuelの家族の一員になりきって一緒に夕飯。 ワインにラザニアで乾杯♪

家の外では花火がうるさいのなんのって!! 話もまともにできないくらい。

大晦日は夕方から年明けて2〜3時まで、街中いたるところで☆花火・花火・花火☆

ホントに煙で街中が包まれ、花火のゴミ(紙くず)で路上が覆われた!!

いよいよ年明け!

Happy New Year!!(スペイン語でなんて言うか忘れちゃった)

家族一人一人と抱き合ってお祝い。当然オレも参加。

そして今年初のビールを飲みに!!

まず、知り合いのホームパーティーに顔を出してから、顔馴染みの5人でバーへ。

オレは明日帰るから、最後のパーティーだな・・・

俺らも日本に行きたいけど難しい、だからまた来てくれ、お前のためにパーティーひらく

って言ってくれた。 泣けてきた。 「日本に行きたいけど難しい」って言葉が痛かった。

オレの将来の方向性が見えてきた。

飲んで、笑って、最後にみんなで写真とって、再会を約束してバイバイ。

エルサルバドル最後の夜、Manuelとずっと語った。

 

 

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小さくても働いてる

            1月1日(2005) 〜8日目〜

 

いよいよ帰る日。

ホントにあっという間の一週間だった。

3年振りってのを全然感じさせないベストフレンドManuel、新たにできた友達Oscar・Miguel・Josue、他多数(^^;)

そして、オレを快く迎えてくれたManuelのおじさん・おばさん・姉さん・妹さん・・・

ホントにありがとう!!  最高に楽しかった!!

ただ楽しいだけでなく、中米の、エルサルバドルの複雑な社会情勢も垣間見ることができた。

 

最後に、家族で空港まで見送りに来てくれた。

Manuelと最後のお別れ。 また絶対会おうな!って約束。

エルサルバドルが本当に身近な国になった。

 

さて、これからヒューストン経由(一泊)で丸々二日間の日本への旅。

 

さて、また現実の生活に戻るか・・・

 

 

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雑感

 

初の中米、初のエルサルバドル。

俺の持っていたイメージを、良くも悪くも壊してくれた。

日本人の、中米に持っているイメージは貧しい・治安が悪い・衛生が良くないといったところではないだろうか。

たしかにそういう面もあった。

しかし、オレの見たエルサルバドルはそんな簡単に片付けられるものではなかった。

アメリカ並みのスーパーやショッピングモールで買い物をする人がいれば、路上で信号待ちの車相手に商売する人もいる。

小さな子供も一袋25centsの、家で自分で焼いてきましたっていうような菓子を売っている。学校には行けているのかな?

Manuelや彼の友達の話では、貧困層の家族は一家五人が丸一日働いて手に入る金は1US$もないという。

つまり、一ヶ月間休みなく働いて一家族の月収は30US$もないということだ。

オレの買ったペットボトルの水が一本60cents、ビールなら一本1〜2US$くらい・・・

 

たぶんみんな知らないと思うから言っとくと、エルサルバドルの通貨はUS$。もとはコロンっていう通貨だったらしいけど。

友達はアメリカにいい感情を持っていないから、なんでUS$になるんだ!って言ってたけど、そのへんからも複雑な経済事情が垣間見える。

それに、若者はけっこうアメリカに留学に行っている人が多い。嫌いだがこれからのためには・・・って言う葛藤もあるんだろうな。

 

とにかく貧富の差が激しい。中流以上はオレらとそんなに変わらない生活だけど・・・

そして、つい最近まで内戦だったから簡単に銃が手に入るみたいで、そのへんの泥棒強盗さんはみんな銃を持ってるそうだ。

 

でも、貧富の差が激しいっていうのは、タイに行ったときも、シンガポールでも見たなぁ。

世界ではこれが普通なのかな?

日本が特別ってことか・・・?

 

Manuelに一本の映画を教えてもらった。

サルバドル/遙かなる日々っていうんだが、内戦時代のエルサルバドルの状態を描いた映画だ。

これを見てエルサルバドルのことをもっと知ってほしい、って言ってた。

わかったぜManuel、もっともっといろいろなことを勉強する!!

 

おまけ@
 エルサルバドルへの一番の経済援助国は日本なんだって。
 Manuelに聞いて初めて知った。知らなかったのは恥ずかしいけど、ちょっと嬉しかった。

 

おまけA
 話は変わるけど、よく言われる世界を旅する上で大事なこと3か条
     @何でも食べられる
     Aどこでも寝られる
     Bどこでも用が足せる(トイレ)

 オレはこれにもう一つ
     Cどんな姿勢でも用が足せる(トイレ)
 
というのを加えたい。 
 今回のエルサルバドル旅行の体験からである!!

 

 

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