〜話し相手を探せ!!〜

 

 

 

とにかく話せるようになりたい!!

英語でマシンガントークだ!!

と、浮かれていた俺はまず考えた。

 

今の俺はなぜ話せん??

話すってことはコミュニケーションだよな・・・

コミュニケーションってさぁ、よく言われる、

「会話のキャッチボール」

 

あ・・・

俺、みんなが何言ってるのか全然わかんないじゃん!!

まずは相手が何言ってるか理解できるようにならないと、

キャッチボールになんないじゃん。

今は、まだグローブ持ってないし、ボールの投げ方も知らないじゃん。

順番で言うと、まずはグローブ買わないと。。。

 

このとき俺は某英会話学校のCMを思い出した。

 

♪話す ⇒ 聞く ⇒ 読む ⇒ 書く♪

 

・・・うそじゃん・・・

まずは聞くことが最優先じゃん!!

 

そう、これが海を渡って最初に学んだ俺流英語習得法。

 

次の瞬間から聞くことに命を懸けた!!

学校・ホームステイ先では当然、

電車の中やコーヒーショップ、路上などあらゆるところで人の会話に聞き耳たてた。

よくCDでリスニングのべんきょうしてる人がいるが、

せっかくトロントに居るんだから生の英語を聞かないと!!

ひとそれぞれアクセントやら話し方、そしてリズムまで違うから面白い!!

 

そして、聞くことに慣れてきた。

このへんから俺流発揮ってところ。

またまた考えた。

英語って言うのは言葉。

言葉って言うのはコミュニケーションの道具。

つまり、人とコミュニケーション持つのが一番ってこと。

それも、やっぱりネイティブ相手が一番。

人それぞれイントネーションなんかも違うから、いかに多くの人と接することができるか。

友達は学校以外でチューターを頼んだりしていた。

でも、チューターって高いじゃん。

お金かからず、できればネイティブで話をしてくれる人いないかなぁ〜??

 

考えた末(?)、俺は4つの作戦を思いつき実行に移した。

これはかなり有効だった。

今から紹介しちゃうけど、簡単そうにみえてホントに簡単だぞ!!

 

           俺流4つの作戦@
     

        其一  其二  其三  其四

 

 

 

其一:ホームレス

いきなり危険な見出しで失敬。

トロントにはホームレスがたくさんいる。

なぜか裕福そうな人もいれば、若いお兄ちゃんお姉ちゃんなんかもいる。

暇そうな人も多い。

俺は、そんな暇そうな人や、ホームレスなんかとよく話をした。

別になんてことはない日常会話から身の上話まで、いろいろ話した。

なぜか、政治や経済の難しい話もあった。

だいたいその場限りなんだけど、仲良くなると、

 

「へ〜い、今日の稼ぎはどうだ〜い??」

 

なんてこともあった。

 

話すきっかけなんて簡単なもん。

「ちょっと暇だから〜」とか、

「友達にすっぽかされて〜」なんてね。

「英語の勉強してて〜」

なんて正直に言うとみんねけっこう喜んで相手してくれた。

 

このこと話すとみんな驚くんだけど、俺流ですから!!

これをやるコツはなるべく汚らしい服装してること。

あとは、やっぱり相手を見て油断しないことだね。

なかには変な人や危険な人もいるからね。

もし、挑戦するなら、よ〜っく見てからいくべし!!

(当然、女性諸君はこんなことしちゃイカンよ!)

 
 

 

其二:迷子?!

トロントには(というかカナダには、かな?)親切な人が多い。

例えば、道を聞いたらかなり詳しく教えてくれる。

これはおいしい(親切なトロントニアンのみなさん、ごめんなさい)!!

 

よ〜〜し!!

俺は迷子だ(笑)!!

 

なんて自分に言い聞かせて片っ端から声かけた!!

適当な有名どころ選んで聞きまくった。

なかには、暇だからってその場所まで案内してくれた人もいた(笑)

「お礼にコーヒーごちそうするよ」

なんてこともあった。

親切が身に染みるぜ!!!

 
 

 

其三:辞書忘れた!!

トロントでは、勉強にコーヒーショップをよく使う。

他にも図書館とか学校の自習室とかいろいろあるけど、

俺はもっぱらコーヒーショップ専門だった。

なぜならそこにも話すチャンスが転がってるから!!

図書館などでもいいんだけど、

日本人な俺はそういうところで大声で話すのはやっぱ気が引けるじゃん。

コーヒーショップで勉強してるふりして(たまにはホントにやったぞ)

そばにいる人に(やっぱかわいい女の子がベターだね^^)、

 

「英語の勉強してるんだけど、辞書忘れちゃった〜。

だからさぁ、悪いんだけどこの単語の意味教えて〜」

 

な〜んて感じでバッチリ先生してもらったりした。

これはかなり使えるぞ!!

また同じ店で会ったりしたら、もう友達気分だからね!!

 

「ヘイ、テストはどうだった??」

「おかげでうまくいったよ、センキュゥ!!」

 

な〜んて感じ^^

 

 
 

 

其四:一人でバーへ

酔っ払うと陽気になるのは、万国共通。

これを利用しない手はない。

しかもこの方法は、みんなけっこうやってるようだ。

カウンターのあるバーに行って、

ビールでも飲みながら一人でカウンター越しにテレビ(主にスポーツ)観てると、

たいてい誰かが声をかけてくる。

「ホッケーは好きか?」

とか

「なにやってんの?」

なんてありきたりな話から始まって、

お互い酔っ払ってるだけにメチャクチャ盛り上がることもある。

こんな時は、スラングのいい勉強になるぞ!!

 

 

 

以上、俺流4つの作戦を紹介した。

でも、ここにあげた4つはほんの一例に過ぎない。

人それぞれいろんな方法があると思う。

もしよければ皆さんも自分流の方法を教えてくれ!!

 

 

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